取材記事

【インタビュー:株式会社シップス様】広告予算拡大に伴う「ブランド保護」の重要性。老舗アパレルが選んだアドベリフィケーション対策

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目次

(写真左から)

株式会社サイバーエース
アカウントプランニング統括本部
第2本部第2局 第1アカウントグループ
宮下 優 様

株式会社シップス
DX部 デジタルマーケティング課
課長 茅野 充宏 様

Momentum株式会社
セールスグループ 安東 亮平、カスタマーサクセスグループ 大里 真義

インタビューについて

アパレル業界において、デジタル広告は売上獲得のための重要な手段です。しかし同時に、不適切な配信面への広告掲載など、ブランド価値を損なうリスクへの対策も不可欠となっています。「SHIPS」をはじめとする多様なレーベルを展開する株式会社シップス(以下:シップス)様は、2025年の広告予算拡大を機に、アドフラウドおよびブランドセーフティ対策としてMomentumのサービスを導入されました。

本記事では、同社がどのようにネガティブな体験を排除し、ブランド価値を守るためのデジタルマーケティング戦略を描いているのか、デジタルマーケティング部門を統括するご担当者様、そして広告運用を支援する株式会社サイバーエースのご担当者様にお話を伺いました。

株式会社シップスについて

貴社の事業内容とデジタルマーケティング部門の役割について教えてください。

シップス 茅野様:
当社は「STYLISH STANDARD」をコンセプトに、「SHIPS」や「SHIPS any」などのレーベルを展開し、全国約75店舗をすべて直営店で運営しています。“最高の普通”を創造する“進化する老舗”を目指し、2024年秋からは若年層向けの「City Ambient Products」も開始しました。

私が統括するデジタルマーケティング部門では、自社サイト開発からSEO、アプリ、広告、MA、SNS、動画制作、WEBデザインまで、幅広い領域を担っています。その中でデジタル広告は、SEOやSNSなどの長期的な施策とは異なり、短期的に売上を獲得するための重要な手段と位置づけています。

アドベリフィケーションへの課題意識・背景

アドベリフィケーション対策に注目されたきっかけを教えてください。

シップス 茅野様:
2022年に他社のツールでアドフラウドの無料診断を実施したのが最初のきっかけです。ただ、当時は広告費が現在よりも少なく、被害額がツールのランニング費用を下回っていたため導入を見送りました。
しかし、2025年に広告予算を大きく増やすことになり、当時に比べてリスクが増大している可能性を考え、改めてアドフラウド対策の検討を開始しました。

広告配信におけるブランド毀損については、どのような問題意識をお持ちでしたか?

シップス 茅野様:
2022年のアドフラウド検討時に、ブランド毀損のリスクについても認識していました。

実店舗での体験でも言えることですが、ポジティブな体験よりもネガティブな体験の方が口コミなどで広がりやすく、記憶にも残りやすいと考えています。これはデジタル上の顧客接点でも同様であり、お客様にとってネガティブな体験となる要素はできるだけ排除したいという強い思いがありました。

そのため、広告予算を上げるタイミングで、アドフラウド対策による「効率化」と合わせて、ブランドセーフティ対策も実施すべきだと考えました。


Momentum選定の理由とサポートへの評価

Momentumを選ばれた決め手は何でしたか?

シップス 茅野様:
広告代理店である株式会社サイバーエース(以下:サイバーエース)様にご相談した際、すぐにご紹介いただいたことがきっかけです。

Momentumからブランドセーフティ対策も含めた総合的なリスク対策をご提案いただきました。実際にリスク状況を診断してみると、削減できる無駄な広告費がツール導入費用を上回ることがわかり、「削減できるコストでツール費用を相殺できるのであれば実施したい」という前提条件がクリアされたことで、アドフラウド・ブランド毀損両方の対策を決定しました。

また、サイバーエース様には日頃から広告運用をお任せしていますが、運用を担う側がアドベリフィケーション対策についても理解し、すぐに提案できる体制が整っていることは、非常に大きな安心感に繋がりました。広告に関わることを全体的に任せられるパートナーからの提案だったことが、一番の決め手です。また、コスト面や導入の手軽さに加え、銀行など信用が特に重視される企業での実績がある点も安心材料となりました。

サイバーエース 宮下様:
シップス様からアドフラウドやブランドセーフティに関するご要望が上がった際、広告運用を担う代理店として、そのようなリスクを正しく認識し、対策の選択肢を提示できることは非常に重要だと考えています。今回、最適なソリューションとしてMomentumをすぐにご提案できたことは良かったと感じています。

サポート体制についての印象はいかがですか?

シップス 茅野様:
現在の実運用はサイバーエース様にお任せしているため、弊社側で直接ツールを操作することは少ないのですが、初回の打ち合わせ時の対応が非常に丁寧でした。アドベリフィケーションに関する知見が少ない側の視点に立って、詳細な指標などをわかりやすく説明していただけたので、社内の理解を進める上で大変助かりました。

また、導入後も詳細なレポートを通じてご説明いただけるため、安心感に繋がっています。不正データがレポートに混入すると分析が困難になってしまいますが、その課題もクリアできています。

導入後の実感と運用の変化

サービス導入後、社内の意識や安心感に変化はありましたか?

シップス 茅野様:
特にブランドセーフティの領域については、社内のリソースだけではすべての配信面を把握しきれず、不適切な掲載を発見しても即座に解決できない部分が多くありました。Momentumのサービスを導入し、サイバーエース様と連携して対策できる体制が整ったことで、そうしたブランド毀損リスクへの心配が大きく軽減されました。導入前の期待通りの効果を感じています。

アドフラウド対策の面でも、被害額を着実に抑えられており、効果を実感しています。

サイバーエース 宮下様:
代理店としても、シップス様の予算を安全な配信面にしっかりと使えているという安心感があります。Momentumのツールを活用して対策に一緒に取り組むことで、いかに安全な場所に広告を配信していくかという運用側の意識も一層高まりましたし、実際に数値としても良い効果が出ているので安心しています。

今後の展望:生成AI時代の新たな脅威に備えて

今後のデジタルマーケティング活動において、どのような展望をお持ちですか?

シップス 茅野様:
生成AIの進化に伴い、日々新しい脅威が発生している状況だと認識しています。実際に、過去には海外IPからの不自然な大量アクセスが発生したケースもありました。

こうした脅威のスピード感は非常に早いため、自社だけで抱え込まず、Momentumのような専門ベンダーの力を借りることも重要だと考えています。今後も最新情報をご共有いただきながら、デジタル空間における脅威を未然に防止し、対処していく体制の構築を進めていきたいです。

最後に、対策を検討している企業様へメッセージをお願いします。

シップス 茅野様:
アドベリフィケーション対策は、「無駄な広告費用を有効な配信に回す」という単純な効率化だけでなく、「ブランド価値を毀損しない」という安全性の側面、この2つのメリットを同時に成立させられます。

デジタル上のネガティブな影響を避ける重要性が増している時代だからこそ、導入を検討してみてはいかがでしょうか。

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今回お話しを伺ったのは…

株式会社シップス 様

「STYLISH STANDARD」をコンセプトに、全国約75店舗の直営店を展開。“最高の普通”を創造する“進化する老舗”として、常に新しい価値を提供し続けている。

由井 銀河

由井 銀河

大学卒業後、新卒採用支援会社でのSMB向けセールスを経てコクヨグループの企業に入社。 エンタープライズ向けのBPO事業でセールスに従事するかたわら、新領域プロジェクトリーダーやマーケティング業務を兼務。 Momentum株式会社ではセールスを経験後、現在はマーケティングを担当。 新プロダクトのプロモーション〜マーケティングまでを務める。