Bing広告とは?Google広告との違いから出稿方法まで徹底解説
Bing広告とは、Microsoft社が提供するWeb広告のことです。
インターネット広告を出稿する企業が多く、GoogleだけではなくBing広告の利用を検討する企業も少なくありません。
本記事のテーマは「Bing広告」です。
この記事を読めば、概要やGoogle広告との違いと利用するメリット、配信方法についての理解を深められます。
Bing広告の詳細を知りたい方、利用を検討している方は、ぜひ参考にしてください。
Bingのシェア率について

Bingは、Windowsパソコンの標準搭載Microsoft Edgeに備えられている、デフォルトの検索エンジンです。
もちろん、検索エンジンはユーザーが好みのものに変更できますが、変更せずそのままデフォルトのBingを使用するケースも少なくありません。
シェア率についてはデバイスごとに異なり、詳細は以下の通りです。
| デバイス | 地域 | Google | Bing | Yahoo! |
|---|---|---|---|---|
全てのデバイス | 世界 | 90.80% | 3.72% | 1.19% |
日本 | 78.24% | 10.63% | 9.77% | |
アメリカ | 87.14% | 7.81% | 2.58% | |
デスクトップ | 世界 | 80.51% | 11.37% | 2.97% |
日本 | 71.22% | 21.17% | 6.33% | |
アメリカ | 75.41% | 17.55% | 4.10% | |
モバイル | 世界 | 94.83% | 0.67% | 0.51% |
日本 | 84.89% | 0.75% | 12.94% | |
アメリカ | 94.94% | 1.24% | 1.66% |
参照:Statcounter
2024年5月時点から過去12ヵ月、全デバイスにおけるBingのシェア率は、 世界で3.72%、日本10.63%、アメリカ7.81%です。
Googleがトップシェアであるものの、BingはYahoo!と2位を争っています。
検索エンジンBingの特徴

Bingは、Microsoft Edgeに初期設定された検索エンジンで、以下の多彩な機能が実装されているのが特長です。
| Bingの機能 |
・Best Match:検索キーワードに最適と考えられる結果を抽出 |
検索結果に表示される関連情報の充実度が高く、 画像や動画検索も簡単に実施可能です。
また、2023年2月7日にはOpenAI社が提供する人工知能を活用したチャット技術を導入しました。さらに、検索すればポイントが貯まる仕組みなど、ユニークな制度も導入しています。
Bing広告とGoogle広告の違いとは?

Bing広告とGoogle広告における違いは複数ありますが、主に以下があげられます。
| Bing広告 | Google広告 | |
|---|---|---|
検索エンジン | ・Bing ・Yahoo! ・AOL | ・Google検索ネットワーク ・displayネットワーク |
ユーザー | 40代以上が多い | 年齢層を問わない |
ターゲティングオプション | ・地域 | ・地域 ・曜日と時刻 ・デバイス ・ユーザー属性 ・アフィニティカテゴリ ・購買意欲 ・カスタムオーディエンス ・リマーケティング ・類似ユーザー ・トピック ・プレースメント ・コンテンツキーワード |
広告フォーマット | ・アプリ インストール広告 ・拡張テキスト広告 ・動的検索広告 Bing スマート検索での Microsoft Advertising ・オーディエンス広告 ・マルチメディア ・ショッピング広告 ・レスポンシブ検索広告 ・バーティカル広告 | ・テキスト広告 ・レスポンシブ広告 ・イメージ広告 ・アプリ訴求広告 ・動画広告 ・商品ショッピング広告 ・電話専用広告 |
クリック単価 | 平均1.54ドル | 平均1~2ドル |
コンバージョン率 | 平均2.94% | 平均3.75% |
ターゲティングオプション数は、Google広告が多くなっています。ただ、 クリック単価の平均は競合が少ない分、Bing広告の方が安くなっています。
Bing広告の4つのメリット

Bing広告における4つのメリットは以下の通りです。ここからは、上記それぞれのメリットについて詳しく解説します。
|
1. 競争率が低い
Bing広告はGoogle広告に比べ競争率が低く、他社より優位に立てる可能性があります。Bing広告の認知度や市場はまだ拡大しきっておらず、利用している企業も多くありません。
Googleほど市場が成熟していないため、 競合が少ない環境での勝負が可能です。実際に、クリック単価が低くクリック率は高くなっています。
2. ビジネスユーザー向けの広告配信が可能
Bingはビジネスパーソンの利用率が高く、BtoBなどビジネスユーザー向けの広告配信が可能です。
ビジネスパーソンの多くが、WordやExcel、PowerPointなどOffice製品を活用しており、 Microsoftとの親和性が高い特徴があります。
当然、Googleも多数のビジネスパーソンが利用していますが、ユーザー層が広く、ビジネスパーソン以外の利用者も少なくありません。
ビジネスユーザーをメインにした広告を配信したい場合、Bingの利用が効果的です。
3. Google広告から移行可能
Bing広告には、Google広告のキャンペーンを取り込む機能が実装されています。
すでにGoogle広告を利用していれば、 手間をかけずにキャンペーンをインポートし、広告出稿が可能です。なお、Google広告からの移行方法については、後ほど詳しく解説します。
4.Yahooにも広告配信可能
BingはYahoo!と提携しており、Bing広告を活用すればYahoo! JAPANの検索結果ページにも広告配信が可能です。より多くのユーザーに対し、手間をかけずに広告をリーチできます。
ただし、MicrosoftとYahoo!では同じ広告枠であっても、クリック単価が異なるため注意が必要です。
Bing広告の配信方法

Bing広告の配信方法は以下の通りです。
|
ここからは、上記それぞれの手順について詳しく解説します。
前述の通り、BingとYahoo!は提携しており、Yahoo!からBingへの広告配信も可能です。
ただ、配信先をBingに指定できるわけではなく、あくまでYahoo!広告の配信先における選択肢の一つがBingになるだけです。
ピンポイントでBingに広告配信をしたい場合は、やはりMicrosoft広告の利用がおすすめです。
Microsoftアカウント作成
まず、アカウントを作成します。
作成方法は以下の通りで、既存のメールアドレスで作成する場合と新たにアドレスを取得して作成する場合で異なります。
| 既存のアドレスで作成 | 新たにアドレスを取得し作成 |
|---|---|
1. Microsoftアカウントのトップページにアクセスし「アカウントを作成する」をクリック 2. 既存のメールアドレスを入力し「次へ」をクリック 3. アカウントで使用するパスワードを入力し「次へ」をクリック 4. 入力したアドレス宛に届くセキュリティコードを、指定箇所に入力し「次へ」をクリック 5. ロボットでない証明のために、クイズや画像認証が表示されるため、回答後「送信」や「次へ」をクリック | 1. Microsoftアカウントのトップページ にアクセスし「アカウントを作成する」をクリック 2. メールアドレスの入力欄の下に位置する「新しいメールアドレスを取得する」をクリック 3. アルファベットや記号、数字を任意に組み合わせ、取得したいアドレスを入力 4. アカウントで使用するパスワードを入力し「次へ」をクリック 5. セキュリティ情報の追加画面で、携帯電話の番号を入力し「コードの送信」をクリック 6. 入力した電話番号宛に届くセキュリティコードを指定箇所に入力し「次へ」をクリック |
既存のメールアドレスはGoogleやYahoo!など、サードパーティアドレスの利用も可能です。
新たにアドレスを作成する場合のドメインは「outlook.jp」「outlook.com」「hotmail.com」の3つから選択できます。どのドメインでも差はありません。
「Googleからインポート」を選択
アカウントを作成した後に、Microsoft広告のWebサイトにログインします。
「①新たにキャンペーンを作成」「②Googleからインポート」「③Facebookからインポート」の3つの方法から作成可能です。
Google広告を利用している場合は「Googleからインポート」を選択すると便利です。
なお、GoogleとFacebookから取り込む場合の基本的な手順は同様です。
Google広告を活用していない場合や新規で作りたい場合は、以下の手順で新たに作成します。
| 新規作成の手順 |
| 1. Microsoft広告アカウントの作成 2. 流入やコンバージョン、インストールなどから目標の選択 3. 検索もしくはオーディエンス広告から、利用する広告の種類を選択 4. 名前や1日当たりの予算、表示地域などの設定 5. 名前やターゲット、スケジュールなどグループの設定 6. タイプの選択や最終的なURLの設定、見出しの作成など、クリエイティブの作成 7. 広告審査の完了後、配信 |
広告審査は通常1日程度で完了します。
Google広告の認証情報を入力
「Googleからインポート」を選ぶと、Googleアカウントの認証を求められる画面に遷移します。
画面の指示に従い認証を実施ください。
インポートするキャンペーンを選択する
認証完了後、取り込むキャンペーンを選択し、以下からスケジュールを選びます。
| タイミング | 概要 |
|---|---|
自動 | 自動でスケジュールを決定 |
今 | インポートしたときのみ、取り込みを実行 |
1回 | 定めた時間に1度だけ実行 |
毎日 | 1日に1回、定めた時間に実行 |
毎週 | 週に1回、定めた時間に実行 |
毎月 | 月に1回、定めた時間に実行 |
取り込んだ場合、Google広告で設定した条件などがそのままBing広告に引き継がれます。
ただ、キャンペーンを選ぶ際に「高度なインポート」もあわせて選択すれば、「インポートする項目」「入札単価」「入札戦略」「予算」「UETタグ」などの追加設定も可能です。
Bing広告のまとめ

この記事では、Bing広告の概要やGoogle広告との違いと利用するメリット、配信方法について解説しました。
Bing広告とは、Microsoft社が提供するWeb広告のことです。Googleと比較し競争率が低く、ビジネスユーザー向けの広告配信が可能です。
ただ、広告出稿にあたって「アドフラウド」「ビューアビリティ」「ブランドセーフティ」の3大リスクが存在します。
3大リスクへの対策は、 アドベリフィケーションツールの利用がおすすめです。
対策ツールは複数存在しますが、電通や博報堂などの大手広告代理店から中小企業まで、多くの企業に利用されている「Momentum」を利用してみてはいかがでしょうか。
≫≫ リスティング広告の不正クリックが発生する原因と確認方法から対策までを徹底解説
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